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お知らせ

アリババグループと連携し、オンライン・チャリティー・ポップアップストアでの販売をスタートしました

特定非営利活動法人PIPPOは、2022年6月6日よりアリババグループが運営する越境Eコマースサイト内のオンライン・チャリティー・ポップアップストアを通じて、香港の消費者へ日本の障がい者福祉団体の制作する商品の販売を始めました。

海外の消費者への販売は、PIPPOとして初めての取り組みです。

 

 

 

 「ショッピングモールPIPPO」に出店しているショップへむけてこの取り組みへの参加を呼びかけ、6ショップが参加することになりました。PIPPOは、出品する商品の選定からアリババへの出荷まで一連の調整を担っています。アリババは、PIPPOから仕入れた商品をオンラインストアに出品・販売し、双方で連携して香港での販売を行っています。

 

和柄靴下、着物や帯の生地をリサイクルした手編みコースター、バッグ、ポーチなどの小物、桜模様のキャンドル、草木染のふきんや藍染めのストールなど、日本らしさに溢れた数十種類の商品を販売しています。

 

■商品を出品したショップ

 

作業所スクラム(東京都府中市)

HP:https://www.hibarifukushikai.com/

PIPPOショップページ:https://www.pippoec.com/shopbrand/scram/

 

Akariya(東京都目黒区) 

HP:https://www.mikinokai.jp/Akariya

PIPPOショップページ:https://www.pippoec.com/shopbrand/akariya/

 

ワークショップようてい(北海道虻田郡倶知安町)

HP:https://www.npo-tomoni.com/

PIPPOショップページ:https://www.pippoec.com/shopbrand/workshopyoutei/

 

 

kidding room(神奈川県伊勢原市)

HP:http://www.apuris.jp/

PIPPOショップページ:https://www.pippoec.com/shopbrand/kiddingrOOm/

 

 

 

新宿福祉作業所(東京都新宿区)

HP:https://www.s-fukusaku.com/

PIPPOショップページ:https://www.pippoec.com/shopbrand/s-fukusaku/

 

 

ドリームクラブハウス(東京都江東区) 

HP:http://yumegroup.or.jp/

PIPPOショップページ:https://www.pippoec.com/shopbrand/dreamclubhouse/

 

 

■NPO法人PIPPO代表理事 森井優希コメント

新型コロナウィルスの影響を受けて、店頭販売やイベント販売などが中止になり、多くの団体の売上は下がり、工賃の維持が難しくなっていました。観光客向けの商品を制作していた団体は、国内外からの旅行客が減り、売上が下がってしまいました。

 作り手の方々は、感染予防をしながらの生活となり、作業ができない、創作ができない期間もあり、不安定な状況が続いていました。団体で働く職員の方々は、通常の支援業務に加え、団体内での感染予防対策、さらに、工賃を維持するための販売活動など、多くの仕事を併行しておこなわなければならない状況になりました。新型コロナウィルスは、福祉団体を利用する方々、団体で働く方々に深刻な影響をもたらしました。

このような状況下で、アリババグループからオンライン・チャリティー・ポップアップストアとの連携のお話をいただきました。新型コロナウィルスの影響で厳しい状況にある日本の福祉団体を支援したいというお声掛けは、明るい光となりました。

 通常、国外販売には、多くの人員や費用、ノウハウが必要になります。PIPPOでは国内で通販サイトの運営をしていますが、国外への販売は実績がなく、小さな組織であるPIPPOが単独で行うには、難しい取り組みです。しかし、今回、アリババグループの皆様が、日本の福祉団体の状況をご理解くださり、国外販売に必要な手続きや輸送、チャリティストアのページの作成、現地での販売などを手厚くサポートしてくださったことで、初の国外販売を実現することができました。参加団体にとっても、これが初めての国外での商品販売です。日本の福祉団体の商品を香港の消費者の皆様にご覧いただけること、手に取っていただけることを大変嬉しく思います。

 今回の連携で、障がい者福祉への理解や支援が広がっていくきっかけになることを願っています。

 

アリババ株式会社 社長室CSR担当 松沢しゃん様

本取り組みを実施した背景について、松沢様より下記のようにお言葉をいただいております。

「アリババは、『あらゆるビジネスの可能性を広げる力になる ”To make is easy to do business anywhere“』をミッションに掲げ、顧客事業の規模を問わずデジタルサービスを通じて事業拡大に貢献してまいりました。事業を展開する日本社会の一員として日本の社会福祉を支援したいという思いから、PIPPOと協力し、障がい者福祉が制作・販売する商品を海外に販売する試みを実施しました。最初の一歩を踏み出したばかりですが、これからも志ある社員とパートナー企業とともに、包摂的な社会の実現と持続可能な成長に向けて模索と努力を重ねていきたいと思います」

 

■アリババグループについて

アリババグループのミッションは、『あらゆるビジネスの可能性を広げる力になる(To make it easy to do business anywhere)』です。アリババグループは未来のビジネスインフラを構築し、102年(3世紀)以上続く企業を目指しています。

ホームページ:https://alibaba.co.jp/ 

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